今回は「広がりやすい髪に程よいまとまりが欲しい」「扱いやすく今っぽく見えるヘアを目指したい」というニーズにアドバイス!
「肩ラインのミディアムのレングスは実は一番ボリューム調整が難しく、ハネやすかったり、広がりやすかったりするんです…。きちんと感を出したい大人世代には扱いやすく感じることも…。今回はカットで毛量調整を適度にしつつ、スタイリングに手間をかけずに今っぽい抜け感も出せるスタイルをご提案します」
【広がりやすい髪に程よいまとまりが欲しい】【扱いやすく今っぽく見えるヘアを目指したい】というニーズに合う【美人度際立つくびれミディアム】をご紹介します。
解決ヘアスタイル:レイヤーは少なめで扱いやすさを保ちつつ、程よいくびれのあるスタイルで自然な動きと抜け感をプラス!
仕上がり
サイド
バック
HAIR CHART
(1)やわらかさ (柔→硬)★
(2)ボリューム (少→多)★★★★★
(3)髪の太さ (細→太)★★★
(4)うるおい (乾→潤)★★★
(5)白髪の量 (多→少)★★★★★
毛量は多めで、広がりやすい髪質。
「ベースは鎖骨くらいのミディアム。レイヤーは表面の角をとるくらい控えめに、毛量調整でまとまりやすく、かつくびれやすいようにカットしています。前髪は頬骨くらい、顔周りはあごくらいのラインに。サイドにかけて自然な毛流れが出るように調整しています。サラッと巻くだけで今っぽい動きと抜け感の出るスタイルです」
■スタイリング術:トップはカーラー、毛先はアイロンで、テクニックいらずでキマる!
「ササッと巻くだけで動きやくびれが出やすいようカットしているので、テクニックいらずでスタイリングが可能です。ペタッとしやすいトップ、ふわっとニュアンスを出したい前髪はカーラーで、毛先はアイロンを使って」
スタイリング前
1:まずは前髪&トップにカーラーを
前髪とトップ部分の髪をカーラーでセット。直径38mmくらいのカーラーで、前髪は前向きに、トップ部分は後ろ向きにふわっとしたボリュームが出るようにセットして。大きめのカーラーを使うと自然なボリュームが出せる。
2:毛先はアイロンで外巻きに
毛先は外巻きに巻いていく。アイロンは直径38mmのやや太めのものを使うとしなやかで柔らかいカールが作れる。
3:トップ部分を持ち上げながら巻く
トップ部分のカーラーは数分おいて取り外す。トップの分け目をまたぐようにやや多めの毛束をとり、アイロンで中間を内巻きに。毛束を持ち上げながら巻きふわっと髪がおりることで、ふわっとしたボリュームが出ると同時に、自然なくびれができる。
4:前髪のカーラーを後ろ向きに外す
最後に前髪につけていたカーラーを後ろに流すように外して。根元をふんわり立ち上がらせながら自然な毛流れができる。
POINT<老け見えをくい止めるポイント3か条>
(1)ハネやすく広がりやすいミディアムヘアは、レイヤー少なめのくびれヘアで扱いやすく!
(2)ペタッとしがちな前髪とトップはカーラー使いで根元からふわっとしたボリュームを
(3)前髪のカーラーは後ろに流すように外すことで、自然な立ち上がりができる
「スタイリング剤は軽めのオイルがおすすめ。少量を毛先中心になじませて」